カフェやスーパーで抹茶の飲み物を選ぶとき、「抹茶オレと抹茶ラテは何が違うの?」と気になったことはありませんか。
名前が違うなら、材料や作り方にもはっきりした決まりがありそうですよね。
ところが実際には、抹茶オレと抹茶ラテを分ける全国共通の厳密な基準はなく、メーカーやお店によって名前の付け方が異なります。
一般的には、抹茶オレは甘くてミルク感のある飲み物、抹茶ラテは抹茶の風味と泡立てたミルクを楽しむ飲み物として扱われることが多いです。
ただし、商品名だけを見て選ぶと、「思ったより甘かった」「抹茶の味が弱かった」と感じることもあります。
満足できる一杯を選ぶコツは、オレかラテかという名前より、甘さ・ミルク感・抹茶感を確認することです。
この記事では、お茶を扱ってきた私の視点から、抹茶オレと抹茶ラテの違いを味、材料、作り方、市販品の選び方までやさしく整理します。
- 抹茶オレと抹茶ラテの基本的な違い
- 味やミルク感から好みの一杯を選ぶ方法
- 家庭でダマなくおいしく作るコツ
- 市販の抹茶ラテ商品を選ぶポイント
この記事の結論
抹茶オレと抹茶ラテには、必ず守らなければならない明確な線引きがありません。
一般的な傾向としては、抹茶オレは甘くてミルキー、抹茶ラテは抹茶感とミルクの質感を楽しむ飲み物です。
ただし例外も多いため、商品名ではなく、原材料表示や甘さ、抹茶の濃さを見て選ぶほうが失敗しにくいですよ。
抹茶オレと抹茶ラテの違い
抹茶オレと抹茶ラテは、どちらも基本的には抹茶とミルクを合わせた飲み物です。
材料だけを見るとよく似ていますが、言葉の由来、味の方向性、ミルクの扱い方に違いが表れやすくなっています。
まずは、両者を比べるうえで押さえておきたい基本から見ていきましょう。
| 比較項目 | 抹茶オレ | 抹茶ラテ |
|---|---|---|
| 言葉の由来 | フランス語のオ・レ | イタリア語のラテ |
| 一般的な味 | 甘くまろやか | 抹茶の香りと苦味を感じやすい |
| ミルク感 | 強めの商品が多い | 抹茶とミルクを両方楽しむ |
| 泡 | 必須ではない | 細かな泡を作る場合が多い |
| 販売場所 | 粉末飲料や自動販売機でも多い | カフェや専門店で多い |
| 明確な基準 | なし | なし |
表はあくまで一般的な傾向です。
実際には、甘くてミルクたっぷりの抹茶ラテもあれば、無糖で抹茶の風味が濃い抹茶オーレもあります。

名前だけでは違いを決めにくい
抹茶オレと抹茶ラテの違いを調べると、「オレはフランス式、ラテはイタリア式」と説明されることがあります。
これは言葉の由来を理解するうえでは役立ちますが、現在販売されている抹茶飲料をきれいに分類できるルールではありません。
コーヒーの場合、カフェ・オ・レはドリップコーヒーと温めた牛乳を合わせる飲み方、カフェラテはエスプレッソにスチームミルクを合わせる飲み方として区別されます。
しかし、抹茶にはドリップコーヒーとエスプレッソのような抽出方法の違いがありません。
どちらも、少量の湯で抹茶をなじませ、牛乳や豆乳などを加えるのが基本です。
そのため、抹茶飲料の場合はオレとラテの差が、厳密な製法ではなく、商品の印象を伝える名前として使われやすいんです。
家庭的でやさしい印象を出したい商品には「抹茶オレ」や「抹茶オーレ」、カフェらしさや本格感を出したい商品には「抹茶ラテ」という名前が付けられる傾向があります。
とはいえ、名前はメーカーや店舗が自由に決められます。
「ラテだから必ず無糖」「オレだから必ず甘い」と判断することはできません。
名前だけで味を決めつけないことが大切です。
同じ抹茶ラテという名前でも、無糖の商品、砂糖入りの商品、ミルクが多い商品、抹茶が濃い商品があります。
購入前に原材料表示や商品説明を確認しましょう。
味とミルク感で見分ける
抹茶オレと抹茶ラテを実際に飲み比べるなら、名前ではなく、口に含んだときの味の順番に注目してみてください。
最初にミルクの甘さとまろやかさが広がり、あとから抹茶がやさしく香るなら、一般的な抹茶オレに近い味です。
反対に、最初から抹茶の青々しい香りやほろ苦さがあり、そのあとにミルクのコクが重なるなら、抹茶ラテらしい味と言えます。
抹茶オレは、苦味を抑えて飲みやすくするため、ミルクや砂糖の存在感が強めになることがあります。
子どもの頃に飲んだ甘いミルク飲料のような、ほっとする味をイメージすると近いかもしれません。
抹茶ラテは、抹茶の香りを残しながらミルクで口当たりを丸くする作り方が向いています。
上質な抹茶を使った無糖の抹茶ラテは、砂糖を入れなくても、茶葉の旨みと牛乳の自然な甘さを感じられます。
あなたは、ミルクのやさしさを先に味わいたいですか。それとも、抹茶らしい香りをしっかり感じたいでしょうか。

この好みがわかると、商品名に惑わされず、自分に合う一杯を選びやすくなりますよ。
◆抹茶のプロからのワンポイントアドバイス
飲み比べるときは、飲んだ直後だけでなく、飲み込んだあとの香りも確かめてみてください。
余韻に抹茶の青い香りやほろ苦さが残るものは抹茶感が強く、ミルクの甘い香りが長く残るものはミルク重視の設計です。
抹茶オレと抹茶オーレとは
「抹茶オレ」と「抹茶オーレ」は別の飲み物に見えますが、基本的には同じ意味です。
表記が違う理由と、日本の市販飲料でどのような商品に使われているのかを整理します。
オレとオーレは同じ意味
オレとオーレは、どちらもフランス語の「au lait」に由来する日本語表記です。
「au」は「〜入りの」、「lait」は「牛乳」を意味し、カフェ・オ・レなら牛乳入りのコーヒーという意味になります。
日本語に置き換える際の表記や音の伸ばし方が違うだけなので、抹茶オレと抹茶オーレの間に、材料や製法上の決まった違いはありません。
メーカーが「やわらかい印象にしたい」「昔ながらの喫茶店らしさを出したい」など、商品の雰囲気に合わせて表記を選んでいる場合があります。
たとえば「オーレ」という表記には、少しレトロでゆったりした印象があります。
一方の「オレ」は短く読みやすく、粉末飲料やペットボトル、紙パックなど、日常的な商品名にもなじみやすい表記です。
ただし、これはあくまで言葉から受ける印象の違いです。
「抹茶オーレのほうが牛乳が多い」「抹茶オレのほうが甘い」といった共通基準はありません。
オレとオーレは同じ言葉
商品を比較するときは、表記の違いより、原材料名、栄養成分、甘さの説明、抹茶の産地や使用量を確認するほうが役立ちます。
甘くまろやかな商品が多い
日本で販売されている抹茶オレは、抹茶を初めて飲む人でも楽しみやすいように、甘くまろやかに仕上げられた商品が多いです。
粉末スティックタイプでは、抹茶のほかに砂糖、乳成分、植物油脂、クリーミングパウダーなどがあらかじめ配合されていることがあります。
カップに粉を入れて湯を注ぐだけで、甘さとミルク感のある味に仕上がるため、忙しい朝や仕事の休憩にも便利です。
一方で、甘みが付いた粉末商品は、自分で砂糖の量を細かく調整しにくいという面があります。
甘い飲み物が好きなら使いやすいですが、抹茶の苦味を楽しみたい人には物足りなく感じられるかもしれません。
抹茶オレを選ぶときは、パッケージにある「濃厚」「甘さ控えめ」「ミルクたっぷり」「宇治抹茶使用」などの言葉を確認してみてください。
ただし、「宇治抹茶使用」と書かれていても、飲料全体に占める抹茶の割合や味の濃さまではわかりません。
原材料名は、原則として使用量の多いものから表示されます。
最初に砂糖や乳成分が書かれ、抹茶が後ろにある商品は、甘さとミルク感を中心に設計されている可能性があります。
反対に、無糖の商品や、自分で抹茶と牛乳を混ぜる商品なら、甘さを好みに合わせて調整できます。
甘さを自分で決めたい人は、加糖済みの抹茶オレ粉末より、無糖の抹茶や無糖ベースを選ぶと失敗しにくいです。
抹茶ラテとはどんな飲み物
抹茶ラテとは、抹茶を少量の湯でなめらかにし、温めた牛乳や冷たい牛乳を合わせた飲み物です。
カフェでは細かく泡立てたミルクを使うことが多く、抹茶の香りとクリーミーな口当たりを同時に楽しめます。
抹茶の風味を生かしやすい

抹茶ラテの魅力は、ミルクを加えても抹茶の味が消えず、青々しい香り、旨み、ほろ苦さが残ることです。
抹茶は、煎茶のように湯へ成分を抽出して茶葉を取り除く飲み物ではありません。
原料となる碾茶を細かく挽いた粉を湯の中に分散させ、茶葉そのものを飲みます。
そのため、少量でも味や香りが出やすく、ミルクと合わせても存在感を保ちやすいんです。
抹茶に使われる碾茶は、収穫前に茶園を覆って日光を抑える方法で育てられます。
この栽培方法によって、抹茶らしい旨みや鮮やかな色、覆い香と呼ばれる独特の香りが生まれます。
ただし、抹茶なら何を使っても同じ味になるわけではありません。
旨みが豊かで渋味が穏やかな抹茶は、無糖のラテにしても味がまとまりやすいです。
加工用や製菓用として販売される抹茶は、焼き菓子やアイスの中でも風味が負けないよう、苦味や渋味が強めに感じられる場合があります。
そのような抹茶を飲み物に使うなら、牛乳を少し多めにしたり、砂糖やはちみつを加えたりすると飲みやすくなります。
家庭で選ぶときは、商品説明に「薄茶向け」「飲用向け」「ラテ向け」と書かれたものがおすすめです。
抹茶の種類や用途をもう少し詳しく知りたい場合は、抹茶パウダーの用途別の選び方も参考にしてください。
抹茶ラテ向けの抹茶を選ぶ目安
無糖で飲みたいなら、旨みがあり、渋味が強すぎない飲用向けの抹茶が使いやすいです。
甘いラテにするなら、やや苦味のある抹茶でもミルクや甘味と釣り合いやすくなります。
泡立てたミルクを使うことも
カフェで飲む抹茶ラテが家庭の抹茶ミルクよりなめらかに感じる理由のひとつが、ミルクに含まれる細かな泡です。
牛乳を温めながら空気を含ませると、液体のミルクと細かな泡がなじみ、とろりとした口当たりになります。
大きな泡が浮いているだけでは、飲んだときに口当たりが粗くなります。
きめ細かな泡を作るには、ミルクフォーマーやスチームノズルを使い、泡と液体をしっかり混ぜることが大切です。
家庭では、電動ミルクフォーマーがなくても作れます。
耐熱容器に温めた牛乳を入れ、小さな泡立て器で手早く混ぜる方法や、ふた付きの耐熱ボトルを使う方法があります。
ただし、熱い液体を密閉容器に入れて強く振ると、圧力がかかって危険です。
ボトルを使う場合は、牛乳を先に冷たい状態で泡立て、そのあと別の耐熱容器で温めるなど、安全を優先してください。
牛乳の温度は、熱くしすぎないほうが抹茶の香りを感じやすくなります。
家庭では60〜65℃前後がひとつの目安ですが、温度計がなければ、鍋のふちに小さな泡が出始め、湯気が立つ程度で火を止めます。
沸騰させると膜が張りやすく、加熱した牛乳の香りが強くなって、繊細な抹茶の香りが隠れることがあります。
温度の数値は、牛乳の種類や器具によって変わるため、あくまで一般的な目安として調整してください。
◆抹茶のプロからのワンポイントアドバイス
泡をたくさん作ることより、抹茶液を先になめらかにしておくことのほうが大切です。
抹茶にダマが残った状態で泡立てたミルクを注いでも、口当たりはよくなりません。先に抹茶をふるい、少量の湯で丁寧になじませましょう。
味と作り方の違いを比較
抹茶オレと抹茶ラテの差は、使う材料そのものより、抹茶とミルクの割合、甘味の付け方、泡の作り方に表れます。
ここでは、家庭で再現するときにも役立つ具体的な違いを見ていきます。
抹茶とミルクの比率の違い
一般的な抹茶オレは、抹茶の苦味をやわらげるため、ミルクの割合を高めにする傾向があります。
一方の抹茶ラテは、抹茶を少量の湯で濃く作り、ミルクを合わせても茶の香りが残るバランスを目指します。
家庭で作る場合、最初の基準にしやすいのは、抹茶約2g、湯30〜40ml、牛乳150ml前後です。
抹茶小さじ1杯をすりきりで量ると、おおむね2g前後が目安になりますが、粉の詰まり方やスプーンの形で重さは変わります。
正確に量りたい場合は、0.1g単位で測れるキッチンスケールを使うと安定します。
抹茶の計量については、抹茶小さじ1杯の重さと量り方でも詳しく整理しています。

| 好み | 抹茶 | 湯 | 牛乳 | 仕上がり |
|---|---|---|---|---|
| やさしい抹茶オレ風 | 1〜1.5g | 30ml | 170〜180ml | ミルク感が強く飲みやすい |
| 標準的な抹茶ラテ | 約2g | 30〜40ml | 約150ml | 抹茶とミルクのバランス型 |
| 濃い抹茶ラテ | 2.5〜3g | 30〜40ml | 120〜150ml | 香りとほろ苦さが強い |
表の分量はあくまで一般的な目安です。
抹茶の銘柄、牛乳の脂肪分、甘味料、氷の量によって感じ方は変わります。
アイスの場合は、氷が溶けると味が薄くなるため、抹茶を2.5〜3gほどに増やすか、牛乳を少し減らすとバランスを保ちやすくなります。
最初から抹茶を多く入れすぎると、苦味や粉っぽさが出ることがあります。
まず2g前後で作り、次の一杯から0.5gずつ調整するのがおすすめです。
甘さと口当たりの違い
抹茶オレは、甘さによって抹茶の苦味を包み、ミルクのコクを前に出した商品が多く見られます。
そのため、抹茶が苦手な人でも飲みやすく、デザート感覚で楽しみやすいです。
抹茶ラテは、必ずしも無糖ではありませんが、抹茶の風味を残すため、甘さを控えめにした商品も選べます。
甘味料を入れるなら、抹茶を湯でなじませる段階で溶かすと、カップの底に残りにくくなります。
上白糖やグラニュー糖は味に癖が少なく、抹茶の香りを邪魔しにくい甘味料です。
はちみつは、まろやかさと香りを加えられますが、種類によっては抹茶の香りより強く感じられます。
黒蜜は和風のデザート感を出しやすい一方、抹茶本来の青い香りは感じにくくなるかもしれません。
抹茶の味を確かめたいときは、最初から甘くしすぎず、少量ずつ足してみてください。
牛乳を変えることでも口当たりは変化します。
成分無調整牛乳はコクが出やすく、低脂肪乳は後味が軽くなります。
豆乳は大豆の風味が加わり、抹茶の旨みと合いやすい反面、製品によっては豆の香りが強く出ます。
オーツミルクは自然な甘さがあり、植物性ミルクの中ではクリーミーに仕上げやすい選択肢です。
ただし、植物性ミルクは商品ごとに糖分や油脂の量が大きく異なります。
無糖だと思って選んでも、原材料に砂糖や油が加えられている場合があるため、表示を確認しましょう。
甘さを抑えて飲みやすくする方法
砂糖を減らすだけで苦く感じる場合は、抹茶を減らすのではなく、牛乳を少し増やしてみてください。
牛乳の自然な甘さとコクで苦味が丸くなり、抹茶の香りも残しやすくなります。
家庭で作るときの違い
家庭で抹茶オレと抹茶ラテを作り分けるなら、難しい道具をそろえる必要はありません。
抹茶オレ風にしたいときは、ミルクを多めにし、好みの甘味を加えて、全体をやさしく混ぜます。
抹茶ラテらしくしたいときは、抹茶液を濃く作り、温めたミルクの一部を泡立てて注ぎます。

基本の抹茶ラテの作り方
まず、抹茶約2gを目の細かい茶こしでカップやボウルにふるいます。
抹茶は湿気や静電気で固まりやすいため、ふるうだけでダマがかなり減ります。
次に、80℃前後を目安にした湯を30〜40ml加えます。
茶筅や小さな泡立て器を使い、底に粉が残らないよう手早く混ぜてください。
抹茶は砂糖のように完全に溶けるものではなく、細かな粉を液体の中へ均一に散らす飲み物です。
「溶かす」というより「なめらかに分散させる」と考えると、作り方がわかりやすいですよ。
牛乳150mlほどを沸騰させないように温め、好みで泡立てます。
抹茶液へゆっくり注ぎ、最後に表面を軽く混ぜれば完成です。
基本の抹茶オレの作り方
抹茶1〜1.5gをふるい、少量の湯でなめらかにします。
砂糖を入れる場合は、この段階で溶かしてください。
温めた牛乳170〜180mlほどを加え、全体が均一になるまで混ぜます。
泡を立てなくても問題ありません。
より手軽に作りたいなら、市販の抹茶オレ粉末を使う方法もあります。
ただし、商品によって推奨する湯量が違うため、最初はパッケージの作り方に従い、濃さは二杯目から調整しましょう。
ダマを防ぐ三つのコツ
一つ目は、抹茶を必ずふるうことです。
二つ目は、冷たい牛乳へ抹茶を直接入れないことです。
三つ目は、少量の湯で抹茶液を作ってからミルクを加えることです。
茶筅がない場合は、小型の泡立て器、電動ミルクフォーマー、密閉しないシェイカーなどでも代用できます。
道具ごとの使い方は、茶筅と抹茶を混ぜる道具の選び方で詳しく解説しています。
熱湯と熱い牛乳の扱いには注意してください。
熱い液体を密閉容器に入れて振ると、内圧が上がり、ふたが外れてやけどをするおそれがあります。
子どもと作る場合は、大人が湯や加熱器具を扱いましょう。
市販品やカフェでの選び方
市販の抹茶飲料は、名前だけでは味を判断しにくいものです。
原材料、糖質、抹茶の説明、ミルクの種類を確認すると、自分の好みに近い商品を選びやすくなります。
商品名より原材料を確認する
抹茶オレや抹茶ラテを購入するときは、まず原材料名を見てみましょう。
原材料は、一般に使用した重量の多い順に表示されます。
砂糖が最初に書かれている粉末飲料は、甘さを中心に作られている可能性が高いです。
乳成分やクリーミングパウダーが多い商品は、抹茶の苦味が穏やかで、ミルキーな味になりやすいでしょう。
抹茶や緑茶粉末の表記も確認してください。
抹茶と粉末緑茶は、どちらも緑色の粉ですが、原料や製法が異なります。
粉末緑茶を使った商品が悪いわけではありませんが、抹茶特有の覆い香や濃い旨みを求める場合は、抹茶の使用が明記された商品が選びやすいです。
両者の違いは、粉末緑茶と抹茶の違いや代用方法も参考になります。
チルドカップやペットボトル飲料では、栄養成分表示も確認しましょう。
同じ容量でも、砂糖の量や乳成分によってエネルギーや炭水化物量は変わります。
甘い抹茶飲料をおやつとして楽しむなら問題ありませんが、水や無糖茶と同じ感覚で何本も飲むと、糖分を摂りすぎる場合があります。
健康状態や食事制限がある人は、商品表示を確認し、必要に応じて医師や管理栄養士などの専門家へ相談してください。
市販品で見るポイント
抹茶の産地や使用量だけでなく、砂糖の位置、乳成分、内容量、栄養成分を確認します。
「ラテ」「オレ」という名前より、表示全体を見るほうが味を想像しやすいですよ。
甘さと抹茶感で選ぶ
自分に合う商品を見つけるには、甘さと抹茶感を別々に考えるのがおすすめです。
甘さが強く、抹茶感が穏やかな商品は、休憩中にほっとしたいときや、デザート代わりに向いています。
甘さが控えめで抹茶感が強い商品は、食事と合わせたいときや、抹茶そのものの香りを楽しみたい人に向いています。
甘さも抹茶感も強い商品は、濃厚で満足感があります。
一方、甘さも抹茶感も控えめな商品は、軽く飲めますが、人によっては水っぽく感じるかもしれません。
| 好み | 選びたい表示 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 甘くミルキー | クリーミー、ミルクたっぷり | おやつ、休憩時間 |
| 抹茶の苦味を楽しむ | 濃厚、抹茶感、甘さ控えめ | 食後、仕事中 |
| 甘さを調整したい | 無糖、砂糖不使用 | 家庭でのアレンジ |
| 植物性ミルクがよい | 豆乳、オーツミルク使用 | 牛乳以外を選びたいとき |
カフェで注文する場合は、店員さんに「甘みは付いていますか」「シロップを抜けますか」と聞くのが確実です。
抹茶パウダー自体に砂糖が混ぜられている店では、シロップを抜いても完全な無糖にはならないことがあります。
ミルクの変更ができる店なら、牛乳、低脂肪乳、豆乳、オーツミルクで味を比べるのも楽しいですよ。
ただし、変更料金や原材料、アレルギー情報は店舗や時期によって変わります。
正確な情報は、利用する店舗や商品の公式サイトをご確認ください。
おいしい抹茶ラテ商品を紹介
自宅でおいしい抹茶ラテを楽しむ方法は、大きく分けて、完成された粉末タイプを使う方法と、無糖の抹茶から作る方法があります。
手軽さを優先するなら粉末スティック、本格的な香りを求めるなら飲用向け抹茶が使いやすいです。
ここでは、商品を選ぶ際の考え方と、代表的な選択肢を紹介します。
迷ったときの選び方
初めてなら、お湯を注ぐだけの個包装タイプが簡単です。
甘さや濃さを自分で決めたいなら、無糖の抹茶パウダーと好きなミルクを別々に用意しましょう。
ブレンディの抹茶オレ

甘くまろやかな抹茶オレを手軽に飲みたい人には、個包装のスティックタイプが向いています。
カップに粉末を入れて湯を注ぐだけなので、抹茶をふるったり、茶筅で混ぜたりする必要がありません。
抹茶の苦味が強すぎず、ミルク感のある味を好む人や、職場で手軽に飲みたい人に選びやすい商品です。
すでに甘味や乳成分が配合されているため、無糖の抹茶ラテを求める人には甘く感じる可能性があります。
濃厚タイプの抹茶ラテ

泡立ちやデザート感を楽しみたいなら、濃厚タイプの粉末抹茶ラテが候補になります。
お湯を注いだときに泡が立つよう工夫された商品は、道具を使わなくてもカフェ風の見た目に近づけやすいです。
一般的な抹茶オレより抹茶の渋味やコクを感じやすい商品もありますが、甘さの感じ方には個人差があります。
購入前に内容量や一杯当たりの栄養成分を確認してください。
辻利の抹茶ミルク

茶舗らしい抹茶の香りと、飲みやすい甘さの両方を求めるなら、辻利の抹茶ミルクも選択肢です。
商品には複数の種類があり、通常タイプのほか、抹茶感を強めた濃い味の商品が販売されることもあります。
商品名や配合、容量は変更される可能性があるため、購入時に最新の商品説明を確認してください。
<3商品の選び方>
本格的な抹茶感なら「辻利 抹茶ミルク お濃い茶仕立て」
手軽さ重視なら「ブレンディ® スティック 抹茶オレ」
カフェのような濃厚さなら「ブレンディ® カフェラトリー® 濃厚抹茶ラテ」
飲用向けの無糖抹茶
甘さ、濃さ、ミルクの種類を自由に調整したいなら、無糖の飲用向け抹茶がおすすめです。
最初は手間に感じるかもしれませんが、一度基本の作り方を覚えると、その日の気分に合わせて細かく調整できます。
朝は無糖で軽く、休日ははちみつを加えて濃厚にするなど、同じ抹茶でも楽しみ方が広がります。
商品説明に「薄茶向け」「ラテ向け」「飲用向け」と書かれた抹茶を選ぶと、強い渋味を避けやすくなります。
商品の価格、原材料、内容量、在庫、キャンペーンは変更されることがあります。
アレルギーや食事制限がある人は、購入前に販売ページと商品パッケージを確認してください。
正確な情報は各メーカーや販売店の公式サイトをご確認ください。
抹茶ラテの英語表現
抹茶ラテを英語で表す場合、現在もっともわかりやすい表現はMatcha Latteです。
海外のカフェや商品パッケージでも広く使われており、日本語の「抹茶ラテ」とほぼ同じ感覚で通じます。
以前は「Green Tea Latte」と表記されることも多くありました。
ただし、green teaは煎茶を含む緑茶全体を指す言葉なので、抹茶を使っていることを明確にしたいならMatcha Latteのほうが正確です。
丁寧に説明する場合は「Matcha Green Tea Latte」と書くこともできます。
| 英語表現 | 意味と使い方 |
|---|---|
| Matcha Latte | 最も一般的で自然な表現 |
| Matcha Green Tea Latte | 抹茶が緑茶の一種だと伝えたい場合 |
| Powdered Green Tea Latte | 粉末緑茶を使う飲み物として説明する表現 |
| Iced Matcha Latte | アイス抹茶ラテ |
| Hot Matcha Latte | ホット抹茶ラテ |
海外で注文する場合は、「Is it sweetened?」と聞けば、甘味が付いているかを確認できます。
無糖にしたいときは、「Unsweetened, please」や「No syrup, please」と伝えます。
ただし、店によっては抹茶パウダーそのものに砂糖が混ぜられているため、シロップを抜いても無糖にならないことがあります。
牛乳を豆乳へ変更したいなら「Can I have it with soy milk?」、オーツミルクなら「Can I have it with oat milk?」と伝えるとわかりやすいです。
「抹茶オレ」を英語へ直訳したい場合も、一般的なメニュー名としてはMatcha Latteを使うのが自然です。
Matcha au Laitという表現も意味は伝わりますが、英語圏のカフェではMatcha Latteほど一般的ではありません。
海外で通じやすい注文例
“One iced matcha latte with oat milk, please.”
意味は「アイス抹茶ラテをオーツミルクで一つお願いします」です。
抹茶オレと抹茶ラテのよくある質問(FAQ)
Q1. 抹茶オレと抹茶ラテは同じ飲み物ですか?
A. 基本の材料はどちらも抹茶とミルクなので、広い意味ではよく似た飲み物です。ただし、一般的には抹茶オレは甘くミルク感が強め、抹茶ラテは抹茶の風味と泡立てたミルクを楽しむ商品が多い傾向にあります。厳密な共通基準はないため、名前だけでなく原材料や商品説明を確認してください。
Q2. 抹茶オレと抹茶オーレに違いはありますか?
A. オレとオーレは、どちらもフランス語の「au lait」に由来する表記です。材料や作り方に決まった違いはなく、メーカーや店舗が商品の雰囲気に合わせて使い分けています。味を比較するときは、表記より甘さやミルクの配合を確認しましょう。
Q3. 抹茶ラテは必ず甘い飲み物ですか?
A. 必ず甘いわけではありません。無糖の抹茶と牛乳だけで作る抹茶ラテもあります。ただし、市販品やカフェの商品には砂糖や甘味シロップが入っている場合があります。無糖を希望する場合は、原材料表示を確認するか、注文時に甘味の有無を聞くのが確実です。
Q4. 抹茶ラテにはカフェインが含まれますか?
A. 抹茶を使っているため、基本的にカフェインが含まれます。含有量は使用する抹茶の量、商品、カップサイズによって変わるため、一律ではありません。カフェインに敏感な人、妊娠中や授乳中の人、服薬中の人は飲む量や時間に注意し、最終的な判断は医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。
Q5. 家で作ると抹茶がダマになるのはなぜですか?
A. 抹茶の細かな粒子が湿気や静電気で固まり、冷たい牛乳の中では均一に散りにくいためです。抹茶を茶こしでふるい、少量の湯でなめらかな抹茶液を作ってから牛乳を加えると、ダマを減らせます。抹茶は完全に溶ける粉ではないため、時間がたつと沈むことがあります。飲む前に軽く混ぜ直してください。
名前より好みで選ぶのが正解
抹茶オレと抹茶ラテは、どちらも抹茶とミルクを組み合わせた飲み物です。
言葉の由来を見ると、オレはフランス語の「au lait」、ラテはイタリア語の「latte」から来ています。
ただし、抹茶飲料には全国共通の厳密な区分がなく、メーカーやカフェによって名前の付け方は異なります。
一般的な傾向として、抹茶オレは甘くてミルク感が強く、抹茶ラテは抹茶の香りやほろ苦さ、泡立てたミルクの口当たりを重視する商品が多いです。
けれども、無糖の抹茶オーレもあれば、しっかり甘い抹茶ラテもあります。
だからこそ、名前だけで選ばないことが大切です。
- 甘い飲み物が好きならミルク感の強い抹茶オレ
- 抹茶の香りを楽しみたいなら濃い抹茶ラテ
- 甘さを調整したいなら無糖の抹茶パウダー
- 手軽さを優先するなら個包装の粉末タイプ
- 購入前には原材料と栄養成分を確認
あなたが一杯に求めているのは、ミルクのやさしい甘さでしょうか。それとも、抹茶らしい青い香りとほろ苦さでしょうか。
その答えがわかれば、商品名がオレでもラテでも、自分に合った一杯を選びやすくなります。
抹茶オレと抹茶ラテの違いに迷ったら、甘さ・ミルク感・抹茶感の三つを見比べてください。
価格、商品仕様、原材料、キャンペーンなどは変更される場合があります。
正確な情報は各メーカーや販売店の公式サイトをご確認ください。
カフェイン、アレルギー、持病、服薬など健康に関わる不安がある場合は、自己判断だけで決めず、最終的な判断は医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。



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